ご報告が遅くなりましたが、12月2日に佐賀消費者フォーラムの10周年記念集会を開催しました。
今回のメインテーマは、佐賀県における消費者教育推進です。
平成25年6月28日に消費者教育の推進に関する基本方針が閣議決定され、地方自治体には消費者教育推進計画の策定が努力義務とされました。基調報告では、岩本諭理事長が、佐賀県での消費者教育推進のプラットホームとして協議会を設置し、佐賀県消費者教育推進計画を作ろうとの提言。パネルディスカッションは、佐賀大学の丸谷浩介教授がコーディネーター、パネリストとして県立牛津高校校長岡陽子先生、西九州大学の安田みどり先生、県教育庁学校教育課指導主事の宮崎耕一氏、佐賀大学文化教育学部教授の甲斐今日子先生に参加いただき、それぞれの立場からご報告・ご提言を頂きました。
教育現場からのお話はとても面白かったです。小学校の家庭科授業で「家庭でお手伝いをして遠足のお菓子代や修学旅行のお小遣いを稼いでみる」というプログラムの報告に感動しました。子供がどれだけ働いたら目標金額に到達するか計画書を作成しているのに感心しました。自分で働いて得たお金ですから、きっとお菓子もお土産も十分に吟味して買うでしょうし、買う喜びもひとしおでしょう。こんな授業が行われれば遠足や修学旅行の教育効果も倍になりますね。
身近に素晴らしい消費者教育の担い手がいて実践例もあることですし、また今年は改めて食品偽装が問題となっていますが、生産県である佐賀県としては、ニセモノに騙されないよう消費者に賢くなってもらうしかありません。是非、佐賀県には、消費者教育を推進する基本計画を作って頂きたいと思います。(福島和代)
当事務所のパンフレットの内容を全面的に改定しました。
写真、内容もかなり変えています。
改定は2年半ぶりですが、その間に当事務所も様変わりしたのだなぁと実感しました。
環境の変化に合わせてまだまだ変貌し続けていきます(福島直也)。
11月9日土曜日、コーリング佐賀の開催するボランティア支援スタッフ養成講座の一コマを担当しました。私のテーマは「DV被害者・児童虐待への司法支援」です。2時間の中で、日々の業務での思い、感想も交えながら、DV被害者保護に関わる司法の手続と現場についてお話させて頂きました。つたないお話にお付き合い頂いた皆様、ありがとうございました。
10月19日の回には肥前精神医療センターの吉森医師から「被害者の心理的状況と支援」というテーマでご講義頂きました。吉森先生はアルコール依存などアディクションの患者さんの治療・研究に取り組んでいらっしゃるので、私からも質問させて頂き、目からウロコの非常に貴重な機会でした。
これからも講座は計8回開催されます。参加費が5000円かかりますが、途中からの参加も可能ですので、興味ある方は是非ご参加下さい。お問い合わせは、はやて事務所の私、福島和代かコーリング佐賀(事務局連絡先 080-3993-0580)までお願いします(福島和代)。
トピックスにも掲載されていますが、住宅紛争処理委員の職務を行っているため、毎年この研修に参加しています。
何と言っても資料が充実しています。
その詳細さは他に比較するものがない程です。
今回は、①基礎知識として「住宅の基礎」、②制度概要、③参考判例、④専門家相談の具体例の4パートに分けて行われました。
住宅紛争処理制度(②)には、いわゆる評価住宅と保険住宅の2つの制度がありますが、近年は後者が増えています。
保険期間10年、保険金上限2000万円、対象が「構造耐力上主要な部分及び雨水の侵入を防止する部分」と比較的広く設定されており、今後は活用が期待できそうです(福島直也)。
私の友人で税理士のF先生は、ボディビル歴5年です。
F先生が、9月22日(日)にアバンセで開催された「第22回九州クラス別ボディビル選手権大会」に出場されたので、応援に行きました。200人近い観客で埋まった会場では、規定ポーズを披露する選手達に、時折、観客から声援が飛びます。「○○番切れてるよ!」とかです。F先生は65キログラム級で優勝でした。次は無差別級が目標とのこと。
ボディビルはマイナーなスポーツですが、選手の方々のストイックさには圧倒されます。
毎日の積み重ねの大切さを感じさせられる本当に貴重な機会です。
みなさんも一度足を運ばれてはいかがですか(福島直)。
8月24日(土)15時30分(開場)から、オール早慶野球戦佐賀大会があります(みどりの森県営球場)。
入学直後の早慶戦でワセダが神宮で優勝を決め、高田馬場まで移動して大騒ぎしたことが懐かしいです(笑)。
参加される方は熱中症に気を付けましょう。(福島直也)
詳細はこちら。http://www.shinrinpark.com/whatsnew_detail.html?id=100
発足時から山歩き部の事務局をさせてもらっています。
昨春からこれまでに3回山歩きをしてきました(平治岳、三俣山、経ヶ岳)。
今秋の企画ですが、10月26日(土)由布岳に決まりました。
その頃は紅葉の季節となっているのでしょうね。晴天を期待しています(福島直)。
平成23年4月に佐賀県弁護士会の倒産法検討委員会の立ち上げに関与して2年が経過しました。
今年度も事務局長をさせてもらっています。
裁判所との意見交換や会内研修を行ってきましたが、トピックスに記載したように、先日は、長崎県弁護士会会員の方もお呼びして、研修として、実際の事例に関する報告、意見交換を行いました。もう少し時間があれば検討を深められたのですが、時間的な制約は如何ともし難いです。
最近は、破産法に関する重要な判例が相次いで出されたこともあり、今後は、少人数で、判例や事例を分析する勉強会が必要だなぁと感じています。破産管財だけでなく、民事再生や私的整理(事業再生)業務に関わる機会が増えてきたため、こうした再生手法に関しても研究を深めていくつもりです。とはいえ、一人でやるより何人かで行った方が楽しいので(笑)、興味がある方は声をかけてくださいね(福島直也)。
今年度は佐賀県弁護士会両性の平等委員会の委員長をさせてもらっています。平成25年6月21日に、当委員会は、DV被害者支援にかかわる相談員にも加わって頂き、弁護士会館でDV被害事案のケース検討の合同勉強会を行いました。いつも一緒に仕事をさせて頂いている皆さんと改めて一緒に勉強するというのも貴重な体験となりました。これからも定期的にこのような勉強会を開きたいと考えています(福島和代)
4月12日、13日と香川県高松市で行われた先物取引被害全国研究会に、当事務所の福島直也弁護士と共に参加しました。
高松市への道中は、尾道からしまなみ海道を車で抜けて四国へ入ったのですが、瀬戸内海とそこに浮かぶ島々の風景は、日ごろの業務の疲れを忘れさせるような美しさでした。
近年、商品先物取引を巡る情勢については、2011年1月に完全施行された商品先物取引法をはじめとする各種規制の変更や、商品取引所の統廃合など、大きな変化が起きています。先物取引について最新の議論の集積が報告された本大会の内容は、我々先物取引被害救済に取り組む弁護士にとって非常に有益なものでした。
他の分野も同様、最新の議論の動向を踏まえたブラッシュアップに励んでまいります(原口 侑)。
2月28日から3日間、「認定支援機関向け」の研修に参加しました(福岡会場)。
参加人数は約50名、税理士の方ばかりでなく、金融機関、中小企業診断士の方もおられました。
「何とか中小企業を再生させる!」という講師の熱い思いが随所に溢れる非常に有益な研修でした。
具体的な事例を分析しながら電卓をたたいて課題に取組み、最後はグループごとに発表、という流れが3日間続くハードなものでした。
今まで今ひとつ腑に落ちなかった「DES、DDS、資本性借入金」といった手法が具体的なものとして見えてきたところも収穫でした。
認定機関としての業務を行っていくための他士業の方とのネットワークも出来つつあります。
円滑化法終了により厳しい事態が予想されますが、あらゆる視点から、中小企業の再生に取り組んでまいります。
それにしても、すべて終わってビルを出た時の清々しい気分が忘れられません(笑)。
(福島直也)
トピックスでも触れていますが、2月1日の未払賃金立替払研修に参加しました。
開催側の事務局として関与したこともあり、事前の打ち合わせ、懇親会では、非常に参考になる話をたくさん伺いました。
講師の野村先生、機構の職員の方々にはあらためて御礼申し上げます。
倒産法検討委員会の設立から約2年が経過しました。
会内研修にはこれからも力を注いでいきますが、次年度は、他の弁護士会とも連絡を取りつつ、共同のシンポを企画していきます。
みんなで盛り上げていきたいですね。(福島直也)